【BGS】ホーンテッドマンション各部屋の物語を紹介⑩～リトル・レオタ～

こんにちは！

今回は、ホーンテッドマンションの部屋のバックグラウンドストーリー（以下BGS）をご紹介いたします。

この記事では、ホーンテッドマンションの最後、ドゥームバギーを降りる直前に「Hurry back～　Hurry back～」と節をつけながらセリフを言っている小さな女性“リトル・レオタ”について紹介させていただきます。

ちなみに…リトル・レオタは公式の名前はゴーステス（ゴースト＋ホステス）とのことです💡

今回紹介させていただくBGSについては、フロリダのディズニーのキャストさんが考えたといわれている内容で、非公式なBGSと言われているものです。その点ご留意ください。

リトル・レオタのBGS
リトル・レオタのセリフ
リトル・レオタのモデル
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最後に

リトル・レオタのBGS

リトル・レオタの誕生

リトル・レオタは、マダム・レオタの娘で、マダム・レオタがホーンテッドマンションに移り住んだ後に生まれています。

ここで気になるのは、誰が父親であるのか？ということですが・・・

決して父親が誰であるのかマダムレオタが語ることはありませんでした。
しかしながら、興味深いことに、マスター・グレイシーは、リトル・レオタがしゃべるときはいつも黙りこんでしまうのでした・・・。

リトル・レオタによる数々のイタズラ

リトル・レオタは、幼い頃から母親の降霊会を手伝っていました。

そして、彼女の降霊に関する才能は母親譲りで、すぐに霊媒としての才能を開花させました。

ただ、幼いということもあってか、イタズラ好きで、降霊会に訪れたゲストをからかったりしていました。
また、葬式の際に、参列者が死者の顏を見る前に釘で棺桶を占めてしまったり、祭壇の花を枯れたものに変えたりもしていました。

そして、彼女がとりわけ好きなイタズラは、真夜中に全ての客室のドアをロックし、亡霊を閉じ込めた上で、扉をノックするというものでした。

リトル・レオタの最期

このようなイタズラ好きなリトル・レオタは邪悪な面もありました。そのため、次に紹介するように何人かの人間は不幸な目に会うことになりました。
そして、人を不幸にした結果、彼女も最期の時を迎えることになるのでした。

ジェイミー・パジェット

まずは、ジェイミー・パジェット。
彼は、インディゴや、サトウキビ農園を所有している資産家でした。
リトル・レオタは、彼の資産に目を付け、ジェイミーと結婚します。
そして、彼の財産を相続できる立場を確立するや否や、彼をだまして彼を死に追いやります。

エイサ・ギルバード、エディ・フォスター、ダニエル・パッターソン

次に、流砂にのみ込まれていく３人（エイサ・ギルバード、エディ・フォスター、ダニエル・パッターソン）です。

彼らは、マスター・グレイシーの最初の妻、リリアンを慕って使用人になった者たちでした。

一方で、リトル・レオタは、自分に自信があったこともあり、全ての男性を魅了できると考えていました。
そこで、リトル・レオタは特に好きでもないものの、この使用人を誘惑しましたが、この３人はリリアンを慕っていたこともあり、決してリトル・レオタになびくことはありませんでした。

自信があったリトル・レオタとしては、このことが気に入りません。
そこで、怒りこの３人の使用人に対して、屋敷から近い川の周辺にガチョウがいるから、このガチョウを調べてほしいと頼みます（なお、依頼内容にについては諸説あるようです）。

というのも、ガチョウがいるといった川の近くには、はまってしまうと抜け出すことができない流砂の地域があるのです。
リトル・レオタはそれを知りながらあえて視界の悪い夜に３人の使用人を調査に行かせ、流砂にのみ込ませてしまおうと考えたのでした。
そして、3人の使用人はリトル・レオタの思惑通り、流砂にはまってしまい亡くなってしまいました。

しかし、一方で彼女にもとうとう天罰（？）が下ります。
彼女は、実は、使用人たちが流砂にのみ込まれていくのを観察するため、川辺の木の枝の上にいました。
彼女は、確かに使用人たちが流砂にのみ込まれていくのを見届け満足していました。

丁度そのころ、彼女がいた木の枝が突然折れ、彼女は川に落ちてしまいました。
夜の川、彼女が川で溺れているのを見つける人もいるわけもなく・・・
彼女は溺れて亡くなってしまいました。

その後、亡霊になった彼女ですが、なぜか、サイズは、現在ホーンテッドマンションで見ることができるように人形のサイズになってしまうのでした。

リトル・レオタのセリフ

リトル・レオタが最後ゲストたちに節をつけながら何か話かけていますが、このセリフの内容についても紹介させていただきます。

Hurry Back. Hurry Back.
（早く戻ってきて、早く戻ってきて）
Be sure to bring your death certificate, if you decide to join us.
（私たちの仲間（＝亡霊）になりたかったら、死亡証明書を持ってくるのお忘れなく）
Make final arrangements now.
（今、最終（最期？）の打ち合わせをしましょう）
We’ve been, hmm hmm,dying to have you.Hmm hmm hmm
（私たちは（死ぬほど）あなたが仲間になってほしくて仕方がないの）

もし、仲間になりたかったら・・・と選択肢を与えているように見せかけて、

「今、（いつ死亡証明書を持ってくるのか）最終の打合せをしましょう」と

選択の余地を与えない強引さが怖いですよね・・・

また、亡霊ですでに亡くっているのに、be dying to～といったように「死ぬほど～したくて仕方ない」といったように、怖さの中にもちょっとクスっと笑える要素が入っているのもホーンテッドマンションらしいですよね！