こんにちは!
人気の新作グッズも取り扱っており、しばしばスタンバイ・パスの対象になるギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムですが、こちらのお店のバックグラウンドストーリー(以下BGS)をご存じでしょうか?
トゥーンタウンらしいBGSがあるので、今回はこちらを紹介させていただきます!
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムってどんなお店?
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムは、トゥーンタウンにあるショップです。
ゲストに向けたグッズだけでなく、トゥーンタウンの住人たちが使うクレージーなギャグを製造・販売しています。
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムのBGS
もともとは、別々のお店だった!
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムは、“ギャグファクトリー”と“ファイブ・アンド・ダイム”という隣り合う2つの別々のお店でした。
その名残として、ギャグファクトリーと掲げられた入口とファイブ・アンド・ダイムと掲げられた入口の2種類が存在します。
こちらは、ファイブ・アンド・ダイム側の入り口です。店名の“ファイブ(5セント)・アンド・ダイム(10セント)”の名前の通り5セント硬貨と10セント硬貨の飾りがついているのが特徴的です。
次の写真は、ギャグファクトリー側の入り口です。笑いの量(?)を測る“LAUGH METER”があるのが特徴的です。
入口だけでなく、ギャグファクトリーの中には1日あたりの笑いを数えるメーター“SMILES TO DATE”もあります。
ちなみに、ギャグファクトリーだけでなく、トゥモローランド内にあるモンスターズ・インク・カンパニーストアでも、次の写真のように笑いの量を計測しています。
ほかにも、モンスターズ・インク・カンパニーストアには面白い仕掛けが沢山ありますので、興味のある方はぜひ、こちらの記事もご覧ください!
ライバル店どうしのイタズラがエスカレート!
ギャグファクトリーとファイブ・アンド・ダイムは、それぞれのお店でトゥーンタウンの住人達に向けてクレージーなギャグを製造・販売しておりました。
また、それぞれの主人は、我こそがギャグ作り名人だと自負しており、お互い競い合う仲でした。そして、商品の売り上げで競い合うならまだしも、お互いにイタズラしかけあって競うようになりました。
そして、イタズラ合戦を続けていたある日、一方のお店が、共有している壁の穴からストーブの煙を相手の店に充満させようと考えました。そのころ、他方のお店は共有している壁の穴から油を注ぎ入れて、相手の店内の床をツルツルにしてやろうと考えました。
その結果、ストーブに油が注がれ・・・
お店を隔てていた壁が崩壊する程、ストーブが大爆発!
2つのお店は、物理的にだけでなく、2人の主人が協力して一つのお店を経営することになりました。
ただ、店名については、お互い譲らなかったのか、店名は、“ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム”といった二つの店名を並べて“/(スラッシュ)”で区切ったものとなっています。
店内はそれぞれの個性を活かした個性的な内装
ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムには、かつて2つの別のお店であったことの名残が随所にあります。
今回は主な点を紹介させていただきます。
内装の雰囲気が全く違う
こちらはファイブ・アンド・ダイム側の内装です。木製の家具で統一されていて、シンプルで洗練された雰囲気があります。
一方で、こちらがギャグファクトリーの内装です。“ファクトリー(工場)”という店名もあってか、壁もレンガのままになっていたり、棚もパイプになっていたりと無骨な感じです。
また、ギャグファクトリーは、工場ということもあり、歯車がむき出しになっていたりします。なかでも一部の歯車はミッキーの形になっていて、遊びごころもありますよね。
上の写真の通り、内装は当時の店のままなので、同じ店とは思えないくらいバラバラな内装です。
かつてのイタズラの痕跡も?
ギャグファクトリーの壁には
(この壁に落書きするべからず!)
と書いてありますが、これに上書きするかのように
((落書きしても)OK)
と書かれています。
おそらくですが、かつてのイタズラの跡なのでしょう・・・
今日もギャグを製造・販売中!
ギャグ製造マシン(GAG-O-MATIC)
トゥーンタウンの住民向けのギャグは、店内中央に位置するギャグ製造マシン(GAG-O-MATIC)が製造しています。
ミッキーの手のようなギャグ製造マシンの中に入っていくと・・・
ギャグ(に使うもの?)をもって出てきます。
倉庫にもギャグ?がいっぱい!
ギャグファクトリーには倉庫もあって、ギャグに関する物も置いてあります。
例えば、写真真ん中には“ONE LINERS”とケーブルがまかれたものがありますが、“ONE LINERS”とは“短いジョーク”のことです。線を引くLINER(≒ケーブル)とかけたものかと思います。
また、こちらはびっくり箱のようにボクシンググローブが飛び出ています。箱には“PUNCH LINE”と書いてありますが、“PUNCH LINE”とは、いわゆる“オチ”のことです。
PUNCHの部分をボクシングのグローブによるパンチにかけているようです。
ワッキー・ギャグ・オ・マティック
店内には、カプセル・トイを販売するマシーンもあります。名前は“ワッキー・ギャグ・オ・マティック”といいます。
店内の中央にあるのが、“ギャグオマティック(GAG-O-MATIC)”なので兄弟的な機会なのかも?
ただ、こちらの機械から出てくるものは、より“ワッキー(奇抜)”なものかもしれませんね。
トゥーンタウン内の他の場所ともつながりがある!
金床落下注意
ギャグファクトリーの倉庫には、むき出しで金床が置いてあり、無造作に置いてあるので、今にも落ちてきそうで心配です。
もし頭上に落ちてきたら・・・とっても危ないですよね?
ただ、次の写真のようにトゥーンタウンには、こんなときに備えて、金床が落ちてきた(Falling Anvils)場合も保険の対象事故にしている保険会社もあります。
もっとも、保険の対象事故が多発しすぎてなのか、倒産してしまったようです。したがって、頭上の金床には、十分にご注意ください!
この保険会社については、次の記事で紹介させていただいています。興味のある方は、是非ご覧ください!
歌うハープ売ります!
ギャグファクトリー側にある倉庫には、歌うハープなるものが置いてあります。
(歌うハープ)
SHIP TO: W.GIANT
(送り先:W.GIANT)
実は、このハープについての張り紙が、ロジャーラビットのカートゥーンスピンにキューライン(並び列)中にあります。
(売り出し中)
Singing Harp
(歌うハープ)
Used once in “Mickey & the Beanstalk”
(ミッキーのジャックと豆の木で一度だけ使用)
Good condition
(状態良好)
Call Toontown 3090
((購入希望者は)Toontown 3090までお電話を)
どうやら、この歌うハープは、“ミッキーとジャックの豆の木”の映画の中で使われていた者のようです。
そして、“ミッキーとジャックの豆の木”の巨人の名前はウィリーなので、ハープの箱に記載されていた“送り先:W.GIANT”とはこの作品に出ていたウィリーのことのようです。どうやら撮影中に使ったハープをとても気に入ったようで購入したようです。
最後に
今回は、トゥーンタウンのギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムのBGSについて紹介させていただきました。
壁をイタズラの結果、壊してしまい一つの店に・・・とはなんともトゥーンタウンらしいBGSですよね!また、他の場所とのつながりもあるのがこのお店の魅力的です。
他にもトゥーンタウンには、魅力的なBGSが沢山ありますので、これからも紹介していきたいと思っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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