【BGS】祭祀場でスリリングな体験を!レイジング・スピリッツのバックグラウンドストーリー

ロストリバーデルタ

こんにちは!

今回は、ロストリバーデルタにあるアトラクション「レイジング・スピリッツのバックグラウンドストーリー(以下BGS)について紹介させていただきます!

ちなみに、ロストリバーデルタ自体のBGSについては次の記事で紹介させていただいておりますので、併せて読んでいただけますと嬉しいです!

レイジング・スピリッツとは?

崩れかけた発掘現場をホッパーカーが猛スピードで駆け抜けるコースタータイプのアトラクションです。

なんといっても、東京ディズニーリゾート内で唯一、一回転ループがあることが特徴的なアトラクションです!

所要時間=約1分30秒
定員=12名
最高速度=約60㎞/h
走行距離=約600m
※身長140㎝未満、又は195㎝以上の方は利用不可

レイジング・スピリッツのBGSを紹介

古代の祭祀場が舞台

古代の人々は、レイジング・スピリッツがある場所で、年に一度ある儀式を行っていました。

その儀式とは、火の神“イクチュアコアトル”と水の神“アクトゥリクトゥリ”を鎮めるというもの。

どうやら、これらの神々はとても気性が荒いらしく、その儀式を怠ると次のような厄災が起きるのだとか。

  • 火の神であるイクチュアコアトル→干ばつをもたらして火山を噴火させる
  • 水の神であるアクトゥリクトゥリ→巨大な嵐や洪水

ちなみに、これらの神々を鎮める儀式の内容は、“志願者”を一人選び、荒れ狂う火と水と蒸気の中を潜り抜けさせるという危険なものであったとのことです・・・

長い年月を経て、祭祀場を発掘調査

かつて、上記のような儀式が行われていた祭祀場ですが、その後文明が失われ、現在に至るまでいつの間にか忘れられてしまったようです。

ただ、1880年代に巨大なハリケーンがロストリバーデルタがある地域に襲来したことによって、当該祭祀場の遺跡が発見されました。

ただ、発見時の遺跡については、遺跡の石像等は、倒壊していました。

そこで、考古学者と発掘チームが祭祀場の遺跡の発掘作業をするとともに、復元作業を行うことに。そのため、チームは、発掘現場にレールを敷き、ホッパーカーや道具を集めました。

↑ファストパスを発券していた近くには発掘に使われていたであろうホッパーカーがあります。

このホッパーカーのレール(↓)はレイジング・スピリッツへとつながっています。

そして、壁画や古代文字で記された資料を参考に復元作業を始めたところ、倒壊していた石像が、“イクチュアコアトル”と“アクトゥリクトゥリ”であることが判明し、慎重に石像の復元をしていたのですが・・・

↑キューライン(並び列)中には、遺跡の復元図が置かれています。

神々の怒りが爆発

ついに復元作業が終わると思われていた頃、突如、神々の顔が怒りの表情に変わり、“イクチュアコアトル”のまわりには激しい炎が燃え上がり、“アクトゥリクトゥリ”の像の口からは滝のように水が噴き出し、さらに辺りからは大量の蒸気が噴き上がりました。

どうやら神々の怒りが爆発したらしいのです。

さらに神々の怒りが激しくぶつかり合うと、発掘現場のホッパーカーのレールは捻じ曲げられ、さらにホッパーカーは猛スピードで暴走し始めてしまいました。

梅酢
梅酢

アトラクションの目玉でもある一回転ループは、どうやら神々の怒りによって形成されたみたいですね😲

しかし、そもそもなぜ、神々の怒りが爆発したかといいますと・・・どうやら古代の法典によれば、火の神と水の神を向かい合わせてはいけないらしいのです。

壁画や古代文字の解読チームは、そのことを解読したのですが、時すでに遅し。

復元作業をしていたチームはそのことを知らず、“イクチュアコアトル”と“アクトゥリクトゥリ”の顔を向かい合わせにしてしまったようです。

確かに、キューライン中の壁画を確認すると“イクチュアコアトル”と“アクトゥリクトゥリ”は背中を向け合っています💡

BGSを反映したアトラクション名

現在も、レイジング・スピリッツの発掘現場では、勇気のある探検家を求めているそうです。

訪れた際には、ホッパーカーに乗ってこのスリリング発掘調査に参加してみてはいかがでしょうか?

ちなみにアトラクション名の“レイジング・スピリッツ”、カタカナで見るとわかりにくいですが、英語表記にすると“RAGING SPRITS”であって“RAISING SPIRITS”ではありません。

そして、“RAGING SPRITS”とは直訳すると「怒れる神々」。

まさに、このアトラクションのきっかけとなる、“イクチュアコアトル”と“アクトゥリクトゥリ”を表した名前になっており、アトラクションの看板もこれらの神々を模したものとなっています。

あの人物も発掘現場に訪れた?

アトラクション入口には、どうやら出土品をどこかに運ぶのでしょうか?いたるところに木箱が置いてあります。

そして、その木箱の中には、宛先に見覚えのある名前が・・・

“TO:HIGHTOWER TRUST(ハイタワー財団宛)”。

どうやらアメリカンウォーターフロントにあるホテルハイタワーのオーナー(但し、現在謎の失踪中)である、ハイタワー三世のもとに送られるものもあるようです。

ちなみに、事実かは不明ですが、ハイタワー三世が、レイジング・スピリッツの遺跡を訪れた様子が描かれている絵画が、ホテルハイタワーのロビーに飾られていますよ!

おまけ~関係者専用ドア~

¡ALTO!
ENTORADA PROHIBIDA
(立ち止まれ!立入禁止)

レイジング・スピリッツのあるロストリバーデルタはカリブ海に面した地域が舞台で、現地はスペイン語が公用語であると考えられます。

そして、注意書きがスペイン語で記載されていることから察するに、どうやら発掘には現地の人々も手伝っていたようですね。

RESTRICTED ACCESS
CONTACT THE CREW FOREMAN FOR ENTRY
(ここから先は現場監督の立入許可が必要です)
一方で、こちらの注意書きは英語で記載されています(ピンぼけしてしまい、すみません💦)
このように注意書きが、英語表記のものがあったり、スペイン語表記のものがあったりと国際色豊かな現場であったようです💡

最後に

以上、レイジング・スピリッツのBGSの紹介でした。

レイジング・スピリッツ自体のBGSも魅力的であることもさることながら、他のエリア(アメリカンウォーターフロント)との関係性もあるのが面白いですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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