【BGS】博物館の展示物をすぐそばで見れるのは今だけ!バーナクルビルズのバックグラウンドストーリーを紹介

アメリカンウォーターフロント

今回は、アメリカンウォーターフロントエリアにあるフードワゴン“バーナクル・ビルズ”のバックグラウンドストーリー(以下BGS)を紹介させていただきます。

バーナクル・ビルズとは?

バーナクル・ビルズはアメリカンウォーターフロントのなかでもニューヨーク港の桟橋にあります。

骨付きソーセージの他、アルコールも提供しているフードワゴンです。

お店の右脇を進んでいくと桟橋になっていて、風景を楽しみつつ、飲食を楽しむことができます。

上の写真は、ハドソン・リバー・ブリッジ側からバーナクル・ビルズの桟橋をみた場合の様子です。

桟橋にはドーントレス(恐れ知らず)号という大型船からお客さんを岸まで運ぶのに使われた小型の蒸気船が係留されています。

バーナクル・ビルズのBGS

廃材を集めてフードワゴンを作成!

バーナクル・ビルズのフードワゴンは元々、拾った廃材を組み合わせて作ったお店なんだそう。

確かに、お店を見てみるとところどころ木の雰囲気が異なります。

バーナクル・ビルズの名前の由来

“バーナクル”とはフジツボの意味です。フジツボのビル?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、“バーナクル・ビル”とは、顔がフジツボに覆われた岩のようになっている船乗りのニックネームなんだそう。船乗りたちにとって、そう呼ばれることは誇り高く勇敢な船乗りの証だそうです。

「バーナクル・ビルズ」は勇敢な船乗りにあやかって、商売の波に乗りたいということかもしれませんね。

またバーナクル・ビルというあだ名は、そもそも19世紀にアメリカに実在した船乗りのウィリアム・バーナードにつけられたものであったようです。一方で「パイレーツ・オブ・カリビアン」にウィリアム・ターナー・シニア(通称ブーツストラップ・ビル)というキャラクターがいましたが、彼は実際に顔にフジツボがついていました。キャラクターの名前が“ウィリアム”であったのと、顔にフジツボがついていたのは、このウィリアム・バーナーにちなんだものの可能性はありそうです。

なぜ、恐竜推し?

恐竜化石の展示はしたいが、展示スペースがない?!

バーナクル・ビルズの店舗横には恐竜の化石が展示されていますが、展示されることになったのにはちゃんと理由があります。

実はこの化石、北米国立博物館の展示物なのですが、一つトラブルが生じてしまいました。そのトラブルとは、博物館でこの化石を展示しようと展示室を作っていたところ、展示室が完成する前に港に届いてしまったというものです。

泥がかかってしまい、見えにくくなっていますが化石が乗った荷台には確かに“NORTH AMERICAN NATIONAL MUSEUM of NATIONAL HISTORY”と書いてあります。

北米国立博物館(とりわけマーカス・ブロディ教授)といえば、ロストリバーデルタにいるインディ・ジョーンズ博士と物資のやり取りをしています。もしかしたら今回の化石の件もマーカス・ブロディ教授が関わっているのかもしれません。

ロストリバーデルタでのインディー・ジョーンズとマーカス・ブロディ教授のやり取りについては次の記事で紹介しているので、よかったらご覧になってください。

博物館と旧知の仲のバーナクル・ビルズが助け船を出す

展示物の置き場に困っていたところ、博物館と以前から交流があったバーナクル・ビルズが助け船を出します。化石の一時的な保管場所として店頭のスペースを提供したのです。

ただ、バーナクル・ビルスはスペースを提供するというチャンスを活かします。スペースを提供する代わりにこの化石を客寄せとして大いに活用したのです。

なので、お店の周りには恐竜を紹介する垂れ幕等がたくさんあります。

“Limited time Only!(恐竜の化石を見れるのは今だけ!)”と書くなど恐竜を全面的に押し出しています。

上の写真は桟橋にかけられた垂れ幕です。(提供する)飲み物は恐竜の喉の渇きも癒す!

一応バーナクル・ビルズの提供する飲み物と恐竜との関係性を示しているようです。

おまけ~TDSではいたるところで渇きを潤している~

バーナクル・ビルズの宣伝の垂れ幕でも使われていました“quench”(渇きを癒す)という単語、私は知らない単語だったのですが・・・東京ディズニーシー内では、複数の箇所で見かけることができます。

アメリカンウォーターフロントのパークアベニューにある自販機

上の写真は、タワー・オブ・テラーの向かいにある自販機の写真です。ウォーターフロントパークの雰囲気に合わせたデザインです。同じくウォーターフロントパーク周辺にあるショップ、ニュージーズ・ノベルティの店舗に似ていて、ニューススタンド風の自販機になっています。

ちなみにニュージーズノベルティについては次の記事で紹介させていただきましたので、よかったらご覧ください。

さて、この自販機にあるポスターにも“quench”という表現が使われています。
THIRST QUENCHERS
WATER & SOFT DRINKS
のどの渇きを癒すもの(飲み物)
水やソフトドリンク
ただ“drink(飲み物)”と書くよりも、より渇いた喉を潤してくれそうな印象があります。

海底2万マイル出口

アトラクションの出口には、スポンサーからメッセージがありますが、上の写真は、海底2万マイルのもの。

QUENCH YOUR THIRST FOR KNOWLEDGE

君の知識に対する渇きを癒せ

海底二万マイルのスポンサーはコカ・コーラなのですが、出口のメッセージはスポンサーが飲料メーカーであることを意識した内容となっております。

最後に

今回は、アメリカンウォーターフロントにあるフードワゴン「バーナクル・ビルズ」について紹介させていただきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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