こんにちは!
今回は、ディズニーシーの「トイ・ストーリー・マニア!」が楽しめる遊園地、「トイビル・トロリーパーク」のバックグラウンドストーリーを紹介させていただきます。
トイビル・トロリーパークってなに?
トイビル・トロリーパークは、アメリカンウォーターフロントエリアにある海の近くに面した遊園地です。この遊園地での1番人気のアトラクションこそが“トイ・ストーリー・マニア!”です。
ちなみに、トイビル・トロリーパークは海に面しているので、湿気や潮風の影響を受けやすく傷んでしまうそうです。
そのため、トイビル・トロリーパーク内では何度も上から塗り直している跡があるようです。設定が細かい!
トイビル・トロリーカンパニーとは?
トイビル・トロリーカンパニーとは?
トロリーの運営会社で、トイビル・トロリーパークの経営もしています。
かつて、トロリーを運営する会社は、平日の出勤時だけでなく、休日も自社の路線を沢山の人々に使ってもらうべく、路線の終点に遊園地を作ることがよくあったそうです。
そしてトイビル・トロリーパークもそんな場所の一つというわけです。
トロリー会社が運営していることがうかがわれるもの
トイビル・トロリーパークがトロリー会社が運営していることがうかがわれるものが随所にありますので、紹介させていただきます。
(1)線路の跡
トイビル・トロリーパーク内だけでなくアメリカンウォータフロントには 次に紹介する路線図の通り、線路の跡があります。
特にトイビル・トロリーパーク内には線路が周回している箇所があり、トイビル・トロリーパークが終点駅であったことがうかがえます。
(2)路線図
トイビル・トロリーパークを入ってすぐ左手には路線図が飾られています。
路線図を見るとホテルハイタワーの前のパークアベニューを除いてアメリカンウォーターフロントエリアを網羅するように路線が敷かれていたようです。
建物の記載もかなり細かいので、待ち時間も飽きないです!
(3)線路の先には・・・?
トイビル・トロリーパーク内には周回する線路から2つの引き込み線があるんです。その行先をご存じですか?
1つ目の行先が次の写真。
この扉の向こうにつながっています。
実はこの先には、トイビル・トロリーカンパニーのトロリーのストレージ兼メンテナンス場があるそうです。
2つ目の行先は次の写真。
まさにトイビル・トロリーカンパニーのトロリーがあります。
ただ、この車両は商品ワゴンとして作り変えたギフトショップで、“スリンキー・ドッグのギフトトロリー”といいます。
その店名の通り、トイ・ストーリーシリーズに登場するスリンキー・ドッグが車掌の帽子をかぶっていて、なんとも可愛いです。
トイビル・トロリーパークにはモデルがある?
トイビル・トロリーパークにはモデルがあるのでは?といわれています。
それは、“ルナパーク”という世界各地で営業している(していた)遊園地です。
というのも、“トイ・ストーリー・マニア!”の入り口のウッディの顔とても印象的ですよね?
実はこれにそっくりなものがルナパークにもあるんです。それが次の写真。
デザインそっくりですよね??(ちなみに写真は、オーストラリアのシドニーのもののようです)
他にも、アメリカンウォーターフロントは1900年代初頭のニューヨークが舞台であるところ、ニューヨークのルナパークは1903年に開業しています。さらにルナパークも最寄り駅が地下鉄の終点駅であるという共通点もあるんです。
ちなみに、ルナパークはディズニーシーだけでなく、ディズニーランドとも関わりがあります。
それは、ワールドバザール内にあるペニーアーケードというレトロなゲームセンターです。
ここにはルナパークの写真が飾ってあるので、お土産選びがてら是非立ち寄ってみてくださいね!
最後まで遊び心満載?
トイビルトロリーパークの入り口のゲート、表と裏で書いてあることが違うことをご存じですか?
入るときには“TOYVILLE TROLLEY PARK”と書かれているのに対して、
出るときには“YOU’VE GOT A FRIEND IN TOYVILLE!”と書かれています。
「君にはトイビル(トロリーパーク)っていう友達がいるよ」といった意味なのですが…この英文どこかで見たことありませんか?
そうです!おそらくですが、トイ・ストーリーのテーマソング「You’ve got a friend in me」(日本語版のタイトルは「君はともだち」)を意識しているのだと思います!
最後まで遊び心があって素敵ですよね!
最後に
今回は、“トイ・ストーリー・マニア!”が楽しめる遊園地“トイビル・トロリーパーク”についてご紹介させていただきました。
遊園地の位置や経営する会社等を踏まえて細かく演出がされていて奥が深いです。
トイ・ストーリー・マニア!に遊びに行く際には、背景を意識してみるとまた新たな発見があるかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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