こんにちは!
今回は、東京ディズニーシーのエリアの一つであるマーメイドラグーンのバックグラウンドストーリー(以下、BGS)について紹介させていただきます。
マーメイドラグーンのBGS
元々、陸の世界との交流は禁止されていた
その昔、トリトン王は陸の世界との交流を固く禁じていました。
そのため、陸の世界にあこがれを抱く彼の愛娘アリエルに対しては、海底の世界こそいちばんとずっといい聞かせてきました。
アリエルによって開かれた海底の王国
もっとも、長編アニメーション『リトル・マーメイド』の結末の通り、アリエルのひたむきな姿勢によって一途な恋は実り、人間の王子エリックと結婚することとなります。
そして、トリトン王はアリエルが結婚したことをきっかけに、人間と海の世界の者たちは仲良く共存できるのだと考えるようになります。
トリトン王の臣下である海の生き物たちも、このトリトン王の考えに大賛成。そして、海の世界の仲間たちは、陸の世界の人間(ゲスト)たちに楽しんでもらおうとマーメイドラグーンを創り上げることとなりました。
マーメイドラグーンが完成すると、今まで海底に存在し、人間のゲストでは見ることはできなかったキング・トリトン・キャッスルも今では見ることができるようになりました。
ちなみにこのお城、まるでたった今、海底から現れたのかと思うようにキラキラと輝いてます。また、ところどころ水が滴り落ちているところがありますので、訪れた際はぜひ、注目してみてくださいね。
ゲストが楽しめる海の世界は大きく分けて2つ
マーメイドラグーンは大きく分けると次の2つのエリアに分かれます。
- アバブ・ザ・シー(above the sea)
- アンダー・ザ・シー(under the sea)
アバブ・ザ・シー
陸の潮だまりのエリア。浜辺が広がっている場所のため、地面も浜辺をイメージした色になっています。
アバブ・ザ・シーでは、ヤドカリに乗って愉快な浜辺のドライブを楽しんだり、フランダーと仲良しのトビウオ(フライングフィッシュ)と一緒に浅瀬を飛び回ることができます。
アンダー・ザ・シー
海の中のエリア。まず、入口でトリトン王が迎えてくれます。
まだ、海に入ったばかりなので、天井から太陽の光が降り注ぐような明るさです。
トリトン王の像の近くには、ゲストたちを歓迎する旨の文書もあります。
そしてトリトン王の像の両脇にあるスロープを下っていくと聞こえてた波の音は次第に泡の音に変わっていきます。また照明もトリトン王の像があった場所からだんだん暗くなっていきます。
スロープを下りきると太陽の光が届きにくい海底の世界へ。トリトン王の像があった場所からは大分暗く感じます。
そして、天井は海底側からみた水面が揺れている様子を演出しているようです。天井にまで演出が行き届いており、ゲストたちもまるで魚になったような気分になれますよね。
また、アバブ・ザ・シーと同様にアンダー・ザ・シーでも、海の仲間たちが人間たちを楽しませようといろんなアトラクションを用意してくれています。
例えば、アトラクション“ジャンピン・ジェリーフィッシュ”は、クラゲたちが自分たちの個性を生かして、人間たちにパラシュート体験をさせてあげようと思いついたためにできたものなのだそう。
また、アリエル自身も“アリエルのプレイグラウンド”のなかで、自分の宝物を遊びに来てくれたゲストに公開してくれています。映画でみたあの宝物がたくさん置いてあるので、是非探してみてくださいね。
マーメイドラグーンでは、アトラクションの他にも、食べ物などでもゲストを楽しませてくれるものがたくさんあります。
東京ディズニーシーに訪れた際には、ぜひ海の仲間たちに会いにいってくださいね!
おまけ~マーメイドラグーンのキャストは人魚?~
キング・トリトン・キャッスル入口すぐにあった扉です。
どうやら、マーメイドラグーンのキャストさんたちはMERFORK(人魚族)の方々だったようです。
また、ドアの飾りが、トリトン王のトライデントのような形になっているのもオシャレですよね。
最後に
以上、マーメイドラグーンのBGS紹介でした。
マーメイドラグーンは、アリエルによって考え方が変わったトリトン王が陸の世界(人間)と海の世界(人魚や魚たち)との友好の証として創りあげたものという素敵なお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また、東京ディズニーシーの他のエリアについてのBGSについても紹介させていただきましたので、よかったらぜひご覧になってください。
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