こんにちは!
ホーンテッドマンションのキューライン(アトラクションの並び列)にはたくさんのお墓がありますが、それらのお墓についてじっくり観察されたことはありますか??
これらには、クスッと笑えるようなシャレが書いてあったり、ちょっとゾッとしてしまうような演出がされていたりとても魅力的です。
今回の記事ではホーンテッドマンションのキューライン中にあるお墓に着目して、紹介させていただきます。
そもそも、ホーンテッドマンション自体のバックグラウンドストーリー(以下BGS)が知りたいという方、館の主の移り変わりという観点から次の記事でBGSをまとめておりますので是非、お読みください!
ホーンテッドマンションのキューライン中(入口側)のお墓の秘密
ホーンテッドマンションは入口にお墓が並んでいるのが印象的ですよね。
ホーンテッドマンションには、人間は久しく住んでいないはずなのに、最近埋葬したばかりであるかのように墓石の前の土が盛り上がっているのが不気味な雰囲気を醸し出しています。
そして、キューライン中のお墓の種類を大まかに分けると次の2種類です。
- 動物のお墓
- 人間のお墓
次からは、これらのカテゴリーに分けて紹介させていただきます。
動物のお墓
ホーンテッドマンションの住民に飼われていたのか、キューライン中にいくつか動物のお墓をみることができます。
OLD ROSIE(ブタ)
素直によむと、豚のロージーおばあちゃんは、安らかに天国にいったんだ・・・と思いますよね。
ただ、イギリスにはリンゴのお酒で“OLD ROSIE”といわれるものがあるそうです。そのこと考えると豚のROSIEは、お酒を飲みすぎてそのまま天国にいってしまったというようにも読めますよね。
それとも、飼い主が、OLD ROSIEを飲みつつ、豚肉(OLD ROSIE)の料理を楽しんで至福の時を過ごしたという意味なのか・・・
後者の方で考えるとちょっとゾッとします。しかし、お墓をわざわざたててもらえるということは可愛がってもらっていたのかもしれませんね。
ちなみに、OLD ROSIEが亡くなったのは1849年ということなので、第2の主ロナルド・スティーブンズが現れる前、ホーンテッドマンションが兵舎やホームレスの溜まり場として使われていたときに生きていたようです。
FLUFFY(猫)
(フラッフィー4)
June 18 1849(1849年6月18日)
July 31 1849(1849年7月31日)
Nov. 14 1850(1850年11月14日)
Feb. 2 1851(1851年2月2日)
Feb. 3 1851(1851年2月3日)
March 3 1852(1852年3月3日)
May 22 1853(1853年5月22日)
Sep. 20 1855(1855年9月20日)
July 28 1868(1868年7月28日)
SKIMMER(アヒル)
(私たちのアヒル、スキマー)
Shouldn’t Have Visited The Neighbors Before Dinner
((スキマーは)夕食前に近所の家を訪ねるべきではなかった)
BUZZ(リス)
(私たちのリス“バズ”)
He Stopped To See If the Cat Was There It Was.
(彼は猫がいるかどうか確かめるために立ち止まったが、そこに猫がいたのであった。)
July 17 1859
(1859年7月17日)
OLD FLYBAIT(カエル)
(フライベイトじいさん)
He Croaked
(彼はケロっと鳴いた)
Nov. 21 1853
(1853年11月21日)
DIGGER(犬)
(ディガー)
We Finally Know Where your bones are buried.
(私たちは君が骨をどこに埋めていたか、ついにわかったよ。)
人間のお墓
MISTER WEST
(ミスター・ウエスト)
LAID TO REST
(ここに眠る)
NO MOURNING PLEASE AT HIS REQUEST
(彼の希望に従い、どうか喪に服さないでください)
Farewell
(さようなら)
GOOD OLD FRED
(お人よしのフレッドじいさんここに眠る)
A GREAT BIG ROCK FELL ON HIS HEAD
(彼の頭上に巨石が落ちてきた)
R.I.P
(安らかに眠れ)
どうやら、巨石が頭上に落ちてきたことによって生涯の幕を閉じたようです。
Chauncey Xavier
(安らかに眠れ)
Chauncey Xavier
(チャウンシー・ザビエル)
NO TIME OFF FOR GOOD BEHAVIOR
(良い行いをしている時間などない)
R.I.P
(安らかに眠れ)
BROTHER DAVE
(親愛なる旅立ってしまった、兄弟デイブ)
HE CHASED A BEAR INTO A CAVE
(彼はクマを追って洞窟に追い込んだ)
入口のお墓は引っ越し先?
実は先ほど紹介したお墓と全く同じお墓が、ホーンテッドマンションの庭の奥にあります。
入口の墓石と同じ内容ではあるのですが、墓石はどことなく古めです。もしかしたら、こちらにあったお墓を入口に移設したのかもしれませんね。
上の写真もお墓なのか、クモのモチーフがホーンテッドマンションらしくておしゃれです。
つくりかけ?のお墓
また、庭の奥には、レンガを積んでいる途中のお墓もあります。
そして、こちらゾッとするのが、お墓からどうやら埋葬されている人が出てきているということです。足跡が館の方向に向かっているので、もしかしたら、ゴーストたちの宴に参加しにいったのかもしれません。
ホリデーナイトメア
2022年9月14日から2023年1月4日まで3年ぶりにホリデーナイトメアが復活しました😆
キューラインも飾りつけが一部追加されているので、一部を紹介させていただきます!
クモの巣型のイルミネーション
例えば、バードバス(?)の部分にクモの巣状のイルミネーションがなされています。
つくりかけ?のお墓~ホリデーナイトメアVer.~
先ほど紹介した作りかけのお墓の上にはカボチャの飾りつけがされています。
さらにそのお墓を進んでいくと、サンタ帽をかぶったカボチャのカカシがいたりします!
また、入口から見える場所には、ホリデーナイトメアにピッタリのツリーなんかもあります!
この前で記念写真を撮っている方も多かったです😄
追加されたお墓
ホリデーナイトメアでは、キューラインにお墓も追加されています。
順番に紹介していくと・・・
HEN BENE
直訳すると雌鶏(HEN)破滅のもと(BANE)ですが、“HEN BANE”で植物のヒヨス(別名魔女の草)という意味があるようです。
ちなみに、このヒヨス、毒性があるらしく、口にしてしまうと幻覚作用があるみたいです。
WITCH HAZEL
直訳するとWITCH(魔女)のHAZEL(ハシバミ)ですが、“WITCH HAZEL”でマンサクという小さ木を指すとのこと。
ちなみに名前に“WITCH”が含まれていますが、名前の由来にはあまり魔女は関係ないとのこと。柔らかくて曲げやすい木の枝を指す古英語の”wych”からきているのだとか。
ただ“HAZEL”は地下水脈や鉱物等を探し当てるための占いの棒によく使われていたみたいなので、魔女との関係性も当たらずも遠からずといった感じですよね💡
FROG’S BREATH
この“FROG’S BREATH(カエルの息)”は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の作中で、ヒロインのサリーが、フィンケルスタイン博士を眠らせるために作ったスープの材料の一つです。
DEADLY NIGHT SHADE
“DEADLY NIGHT SHADE”で植物のベラドンナを意味するそうです。
こちらもサリーがフィンケルスタイン博士への料理に使っている材料の一つです。
ベラドンナは強い毒のある植物で嘔吐や、散瞳を引き起こして最悪の場合、死を引き起こすようです。
おまけ
動物のお墓の中で“DIGGER”という犬のお墓がありましたが、同じ名前の犬がパーク内にいるのをご存じですか?
アメリカ河でロッキングチェアに座っているセドナ・サムの愛犬のDIGGERです。このDIGGERは、落盤事故に巻き込まれた主人を救出した英雄でもあります。
他にもアメリカ河では沢山の魅力的なシーンがあります。アメリカ河から見れる景色については次の記事で紹介しておりますので、是非併せて読んでみてくださいね。
最期に
今回は、ホーンテッドマンションのキューラインで見れるお墓の秘密の紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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