今回は、トゥーンタウンにある公園“トゥーンパーク”のバックグラウンドストーリー(以下、BGS)を紹介させていただきます。
トゥーンパークってどんな場所?
トゥーンパークはトゥーンタウン入ってすぐにある公園です。
公園の中には、ラクダやゾウ、馬など動物の形をしたものや、雲や星の形をしたものなど、さまざまな形の彫刻がいたるところに置いてあります。
そして、この彫刻、いずれも丸みを帯びたフォルムをしています。また地面もフワフワで柔らかい素材でできているため子どもにも配慮された造りとなっているという点も特徴の一つです。
トゥーンパークのBGS
ミッキー、彫刻にハマる。
さかのぼること1932年のある日、ミッキーは家の近くの森の中で使われていない石切り場を発見します。
ミッキーは、元々彫刻が大好きだったらしく、その石切り場の石を見て彫刻をしようと考えます。
そして、ミッキーは石切り場の石を彫り始めたところ、彫刻に没頭。大きな岩を動物の形にしたり、雲や星など形にしたりとさまざまな彫刻をいくつも作り上げました。
ちなみにトゥーンパークの看板に記載されている「EST.1932(1932設立)」とはミッキーが彫刻に没頭し始めた年を表しているそうです。
ロジャーラビット、トゥーンパークを完成させる。
ただ、石切り場の彫刻作品たちは、すぐにトゥーンパークでの活躍の場を与えられたわけではありません。しばらくの間は、日の目を浴びることなく、石切り場で眠っていました。
ある出来事によって、はじめてトゥーンパークで活用されることとなります。
その出来事の立役者が“ロジャー・ラビット”です。
そのある出来事とは・・・トゥーンタウンである日、花火大会が開催されることとなりました。
その花火大会で、ロジャー・ラビットは自分の座っているロケットに点火してしまい、ペンキの山に激突。その激突によってペンキが大爆発してしまいます。
この大爆発によってミッキーの彫刻はカラフルに変身します。そして、この彫刻が置かれた場所はトゥーンパークと呼ばれるようになり、現在のトゥーンパークの姿となりました。
さらに、大爆発の名残なのか、トゥーンパークの床はペンキが飛び散ったような模様となっています。
そもそも、なんでロジャーはロケットに座っているの?とツッコミどころはありますが、ハチャメチャで愉快なトゥーンタウンなので・・・
おまけ~彫刻家ミッキーの現在の活動~
じつは、現在もミッキーは彫刻作品を制作している?
ミッキーはどうやら今も彫刻を続けているようで、まさに製作途中の作品をTDR内で確認することができます。
どこで確認できるかと言いますと、ホテルミラコスタ内のショップ“ミッキランジェロ・ギフト”で確認できます。
彫刻作品の現在の作風は?
トゥーンパーク内の彫刻は、ポップでかわいらしいフォルムをしていましたよね?
一方で、ミッキランジェロ・ギフト内にある彫刻は、トゥーンパークの作品の作風からガラリと変わって、どちらかというと写実的な作風となっています。
ミッキランジェロギフトの名前の由来であろう盛期ルネサンスを代表する芸術家の一人“ミケランジェロ”の作風に影響を受けたのでしょうか?
最後に
以上、トゥーンパークのバックグラウンドストーリーの紹介でした。
公園にも細かなバックグラウンドストーリーがあって面白いですよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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